花の売れる季節モチベーション(年間下期)

7.7月の季節モチベーション

 

7-1 お中元

お中元は、12月のお歳暮と共に、普段お世話になっている方に、

ご挨拶をし、御礼の品物を贈る習わしがあります。

大体、15日までに、モノを贈るなら贈る、と、されています。

近年花を贈る人も増えています。

甘いものなどを、食べる人が減っているせいもあります。

コチョウランや、観葉植物、アンスリウムなどが多用されています。

7-2 東京盆

お盆は一般的には、8月ですが、

東京では、7月に行います。

明治維新の時、それまでの太陰暦(旧暦)から、

太陽暦(新暦)が導入されました。

その時、ほぼ東京だけが、

お盆を、新暦の7月にやるようになったのです。

他の地方は、7月は農業(稲作)で忙しく、

従来のように、8月のまま行っています。

ですから、今でも、お盆や、お盆休みは、8月がメインです。

ただ、東京は、一部地域を除いて、7月です。

7月として、ほぼ唯一の季節モチベーション。

地方ほどではないにしても、その風習は残っています。

お盆は、13日から15日。

先祖を迎えるための迎え火は13日。

お盆が終わって、16日に送り火を焚きます。

花は、12日のお盆前と、13日の迎え火の日が売れます。

迎え火の日が入りになるわけです。

先祖の霊を迎えるために、ほおずきを提灯に見立て、

供物を供え、乗って来る、あるいは帰る牛馬などを、

なすやキュウリで作る。

花屋で売れるのは、仏壇に飾る花。

あとは、迎え火、送り火を焚くための、苧殻(おがら)。

簡単なお盆セットなどが、売れます。

12日、13日のみが、多く売れます。

周辺の土日も、お墓に行く人が多いので、

売れます。

 

8.8月の季節モチベーション

8-1 新盆

亡くなられた方が、初めて迎えるお盆を新盆といいます。

しんぼんとか、にいぼんとか言います。

亡くなられたばかりで、まだ四十九日を迎えていなければ、

新盆は、来年になります。

始めてのお盆には、故人に対する弔いの訪問が多いです。

ですから、遺族側も、花を多めに飾り、

弔問客も、お花を贈ったり、持参したりします。

売れるものは、仏用花束か、コチョランです。

夏は暑いので、暑さに強い胡蝶蘭がお薦めです。

切り花に比べ、10倍近く持ちます。

新盆も、東京は7月、地方は8月になります。

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8-2 全国盆

東京が7月にお盆をするのに対し、

東京など都市部以外の地方は、お盆を8月に行います。

ですから、一般的にお盆というと、8月のお盆です。

お盆休みも8月ですね。

お盆になると、地方出身者も、一斉に故郷に帰る。

高速道路は大渋滞。帰省列車も、超満員。

お盆の重みは、地方と東京は違います。

花の売れ方は、仏壇に飾る花、

あとは、迎え火、送り火を焚くための、苧殻(おがら)、

お盆セットなどが、売れます。

12日、13日が、多く売れます。

但し、売れ方、売れる量は東京と地方では、

全く違います。

東京の7月は、花の売上は、7月は年間でも、下位。

それに対して、仙台など地方は、8月が一・二番に売れるそうです。

 

9.9月の季節モチベーション

9-1 秋のお彼岸

秋のお彼岸は、お彼岸のお中日、

秋分の日を真ん中にして、一週間続きます。

売れる日は、春のお彼岸と同様です。

お彼岸の入り前、入り、そしてお中日の前の日、

お中日の午前中です。

周辺の土日も売れます。

ご用途も同様です。

仏壇用、お墓用、法事用です。

 

9-2 十五夜(花屋開業)

十五夜は、旧暦で行います。

ですから、毎年、日が変わります。

大体、9月中旬~が多いですが、

10月にずれ込むことも、あります。

十五夜の月に、想いを馳せる。

十五夜の月を、愛でる。

風流に、すすき、コスモス、われもこう、

フジバカマ、ホトトギス、菊などを飾り、

月を愛でる環境を、整えます。

このような、生活の余裕を持ちたいですね!

10.10月の季節モチベーション

10-1 秋のガーデニング

春のガーデニングに比べて、少し地味です。

春に植えた、マリーゴールドや、ベコニア、

インパチェンスなどが、まだまだ元気です。

秋を感じる花、コスモス、菊、友禅菊、

孔雀草などが、主役です。

10月も後半になると、冬春を見据えて、

パンジー、ビオラ、ノースポール、アリッサム、

ガーデンシクラメン、ジュリアン、ポリアン、

ハボタン、南天などが出て来ます。

球根は、秋植え球根強いです。

チューリップ、水仙、ヒヤシンス、ユリ、

フリージャ、ラナンキュラス、アネモネなどが、

勢揃いします。

野菜は、春ほど多くありません。

これから、寒くなりますので。

いちご、さやえんどう、春菊、みつば、

にら、きゃべつ、ほうれんそうなどです。

 

10-2 ハロウィン

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10月は、テーマの少ない月なので、

ハロウィンで、大々的に盛り上げます。

ハロウィンは、本来イギリスのケルト族の風習。

アメリカに移って、民間のお祭り化している。

日本でも、どんどん広がって来て、

今では、バレンタインのマーケットを超えたらしいです。

お花屋では、カボチャ中心の展開。

カボチャは、バレンタインの雰囲気を、一番盛り上げる。

大小、店舗のディスプレイや、家庭での雰囲気づくりを、

盛り上げる。

カボチャは、今のところ、花屋の独壇場。

あとは、ハロウィンを盛り上げる、

ピック、モール、オレンジ色のバケツなどの小物たち。

花束も、そのころは、オレンジ、黄色、黒など、

ハロウィンカラーにすると、雰囲気が盛り上がります。

 

11.11月の季節モチベーション

11-1 秋の叙勲・褒章

毎年4月29日と11月3日付で、叙勲と褒章がある。

叙勲は、国家や公共事業に功労のあった人に勲等を授け、

勲章を与えます。大勲位菊花章、桐花大綬章、旭日大綬章、

瑞宝大綬章は、天皇陛下から、宮中で、親綬されます。

その下の叙勲、危険業務従事者叙勲、高齢者叙勲、

死亡叙勲、外国人叙勲があります。

褒章には、紅綬褒章、緑綬褒章、黄綬褒章、紫綬褒章、

藍綬褒章、紺綬褒章などがあります。

ほぼ、一生に一度のおめでたいことですね。

周囲の方は、御祝いに、大きめの胡蝶蘭を贈られることが、

多いようです。

 

11-2 お歳暮

お歳暮は、7月のお中元と共に、普段お世話になっている方に、

ご挨拶をし、御礼の品物を贈る習わしがあります。

大体、15日までに、モノを贈るなら贈る、と、されています。

近年花を贈る人も増えています。

甘いものなどを、食べる人が減っているせいもあります。

御歳暮では、コチョウラン、シンビジウム、

シクラメンが良く用いられます。

11月の中旬から、売れ始め、

ピークは、12月の第一週、第二週がピークです。

 

12.12月の季節モチベーション

12-1 シクラメン

 

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シクラメンは、季節モチベーションではありませんが、

年間で、一番売れる鉢物です。

年末の風物詩で、冬の華です。

一家で一台、シクラメンという感じです。

お歳暮にも、良く用いられます。

寒いほうが元気ですので、重宝されますね。

 

12-2 シンビジウム

シンビジウムも、冬の風物詩、冬のラン。

かつて大人気で、冬だけのシンビジウムが、

年間で、コチョウランの生産量を上回っていた時期もあった。

今でも、お歳暮や、冬のランとして、家庭用に人気があります。

コチョウランより、少し価格帯が安く、買いやすい側面があります。

シクラメンと同様、寒さに強いです。

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12-3 クリスマス

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言わずと知れたクリスマス。

赤と緑のクリスマスカラー。

赤はキリストの血。

緑は永遠の命や愛。

 

この時期クリスマスカラーをもつ植物として、

ポインセチアが重宝される。

 

若い人たちにとって、

クリスマスが、年間最高のギフトシーン。

ジュエリーだったり、ブランドのバッグだったり。

何を贈る時も、花束をつけましょう!

カッコ良さが、違いますね。

貰った人の気持ちが、全然違います。

赤いバラの花束で決めて下さい。

これで、彼女を完全ゲットです。

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12-4 お正月の花

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花屋では、年末が一番花が売れます。

お正月は、家族でゆっくり。

応接間に、床の間に、玄関に花をたっぷり飾ります。

また、仏壇やお墓も、花を飾り、キレイにしておきます。

松、千両、ハボタン、竹、梅、ボケ、

蝋梅、南天、ウメモドキなど。

コチョウランや、シンビジウム、シクラメンも、

正月を彩る、重要なアイテムです。

また、門松、正月飾り、松竹梅の寄せ鉢、

しめ縄、輪飾り、ドアリースなど、

正月特有のものも、欠かせません。

30日が、母の日と並び、年間のピーク。

通常日の、6倍程度売れます。

あと、28日、29日も5倍位。

3日間で16日分も売りますので、

スペース、人、共に大変です。

大晦日でも、通常日の3倍ほど売れます。

 

 

日本一の花屋づくりプロデューサー阿部憲資1日1分読むだけで花屋の開業手順がわかる!成功するお花屋さん夢実現・開業支援メールレッスン

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