良い花屋さんになるために|初めの一歩!

花は、花があるだけで、人々を幸せに出来る。

花は特別なもの。

幼心に、女の子の将来なりたい職業に「花屋」があるのも、

納得ですね。

良い花屋さんになるためには……

1、お花が好きなこと

お花を売ることは、商売です。

何人も花屋を育てて来て、

いい花屋だなあと思う人は、

お花が本当に好きな人。

花を、一般商品のように扱う人は、

大きく伸びないような気がします。

花屋さんに来るお客様は、

みんなお花好き。

お花に囲まれて、お花の話をしている時、

みんな笑顔です。

買ったお花を持って帰る時の、嬉しそうな顔。

花が好きな人は、花を丁寧に扱います。

花が好きなスタッフは、お客様と、

自然に目線が同じになる。

花屋といっても、花のこと全て知っているわけではありません。

市場で、初めて見る花もある。

わあキレイだなと思って、売れるかどうかわからないけど、

思わず市場で、買ってしまう。

そういう人、好きだなあ。

花が好きなあなたが、いいなあと思う花が、

売れないわけがありません。

 

2、飽くなき探求心

苗や鉢のように、根っこのついたものは、

育てるものですね。

その植物に会った育て方をしないと、

ちゃんと、育ってくれません。

この花は、原産地は何処だろう。

例えば、オーストラリアが原産地であれば、

あの乾燥した気候で乾いた土壌ですから、

日本で育てるには、乾きめに管理したり、

梅雨時は、雨にあててはいけないことが分かります。

観葉植物みたいに、原産地が熱帯・亜熱帯であれば、

10℃以下にしてはいけません。

山野草のように、標高の高い、木の陰で育っているものは、

夏、カンカン照りはまずいでしょう。

胡蝶蘭やデンドロビウムのように、

もともと宿り木のものは、水ほとんどなしで生きているので、

水を多めにすると、根腐れしますね。

そのように、植物の育て方は、理由があるのです。

そういう、育て方、キッチリ教えて上げれると、

お客様にも、とても感謝されます。

すんごい、差別化になりますよ!

 

3、早く、お嫁に出してあげる

キレイな花は、名残り惜しいけど、

早くお嫁に出してあげましょう。

買ってくれた人が、きちっと育ててくれますよ。

私たちの役割は、生産者とお客様の仲人のようなものです。

生産者の皆さんも、良いお客様にしっかり育てて欲しくて、

一生懸命、育てられている。

生産現場も、結構楽じゃない。

腰かがめたり、暑かったり。

ハウスの中、40℃超になったりします。

いい仲人になるためには、なるべく早くお嫁入りさせてあげること。

お店ですと、コンクリートの上にトレーだったりして、

環境が厳しい場合が多い。

早く、いい環境に嫁入りさせてあげて下さい!

4、足し引き計算 キッチリと!

損益計算は、足し算と引き算だけです。

売上や収入を足して、仕入や経費を引く。

残りが利益。

利益がマイナスなら損。

資金繰りも、現金の増減です。

経営は、おおよそ、足し算と引き算だけです。

それを、日々、月々予想、予定を立てる。

お金が続かなくなると、ゲームオーバーです。

でも、ゲームでは、済みません。

だから、頑張らないといけません。

より、多く売上を上げるためには?

その解答は、この「花屋開業ドットコム」の隅々に書いてあります。

御熟読下さいませ!

 

【阿部憲資略歴】

 

1996年 東京立川に花屋1号店オープン

      以降、計30店舗の花屋開設

2001年 株式会社 花良品 代表取締役社長

2001年 日本フローラル協会理事

2007年 株式会社フラワー総研 代表取締役

      現在に至る。

 

【著書(共著)】

「お花屋さんマニュアル」1~4誠文堂新光社

「花屋さんの仕事 基本のき」誠文堂新光社

 

【TV】

テレビ東京「日比谷花壇 vs 花良品」(30分特番)

テレビ朝日「花良品 vs 青山フラワーマーケット」(30分特番)

NHKBS 「花良品の鮮度保証販売」(5分特集)

 

 

 

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