花屋 良い立地を取る!(量編)

1.良い立地とは何だろう!

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良い立地とは、何だろう。

これは、花屋を開業するにあたり、最重要ポイントです。

端的に言えば、花を買ってくれる人が、

いっぱい通る立地を、良い立地という。

花を買ってくれる人、これは質編として、

次項に書きます。

今回は、良い立地の量的側面に絞ります。

 

 1-1 良い立地の量的側面

どこに人が多く通るのか。

最も分かりやすいのが、駅。

一番は新宿、二番は池袋。三番は東京駅・渋谷あたり。

分かりやすいけど、家賃が1坪10万円とかすると、

個人では手が出ません。

だから、自分たちが住んだり、生活している範囲で、

乗降客数の多い駅を探して見ましょう。

 

 1-2 乗降客数の多い駅

駅の乗降客数は、いまやインターネットで調べられます。

仮に、1万人以上の通りに出店したいとすると、

10万人以上の乗降客数の駅を探したいですね。

例えば、中央線 乗降客数 と検索します。

そうすると、中央線の乗降客数そのものは出ませんが、

JR東日本の乗車人員ベスト100が出てきます。

乗車人員ですから、降りる人は入っていませんので、

2倍すると、乗降客数が出てきます。

新宿は別格として、10万人以上の乗降客数の駅が

多数あります。

中野、荻窪、吉祥寺、三鷹、武蔵境、武蔵小金井、国分寺、

国立、立川、八王子。

武蔵小金井、国立以外は、複数の路線が交叉している駅ですね。

他に、高円寺、阿佐ヶ谷、西荻窪なども10万人近いです。

東京の人が住んで生活しているところでは、

一番太い、動脈です。

山手線は、別格。昼間人口は多いですね。

会社(仕事)、買い物で人が日中集まります。

新宿、池袋、東京、渋谷、品川、新橋、秋葉原、高田馬場、上野、

有楽町、浜松町、大崎、ここまでが30万人以上です。

田町、恵比寿、五反田、目黒、日暮里、ここまでが、20万人以上です。

西日暮里、巣鴨、原宿、代々木、大塚、御徒町ここまでが、10万人以上です。

ただし、乗り換えるだけの人も多いので、

全員が買い物の対象になるわけではありません。

総武線も見てみましょう。中央線、山手線と被るところは除きます。

船橋、錦糸町、お茶の水、千葉、津田沼、四谷、飯田橋、水道橋、

新小岩、小岩、市ヶ谷、市川、本八幡、亀戸、稲毛が10万人以上の駅です。

京浜東北線も見ましょう。かなり山手線と被ります。

それ以外では、横浜、大宮、蒲田、大森、赤羽、浦和、川口、鶴見、

桜木町、蕨、南浦和、西川口、北浦和ここまでが、10万人以上です。

東京・首都圏のJRの輸送量はスゴいですね!

 

次に主だった私鉄を見てみましょう。

まず、東急線で10万人以上の乗降客数の駅を探します。

JRの駅は、外します。

中目黒、武蔵小杉、日吉、菊名、三軒茶屋、溝の口、あざみ野、

青葉台、長津田、中央林間です。

日吉、青葉台以外は乗り換えだけの人も多く、

全ての人が買い物の対象になるわけではありません。

次に小田急線をみましょう。

代々木上原、下北沢、登戸、新百合ヶ丘、町田、相模大野、

海老名、本厚木、大和、藤沢。

新百合ヶ丘などは8割程度、乗り換えのみです。

京王線を見ましょう。

明大前、調布だけです。

明大前は、75%乗り換えだけです。

西武線を見ましょう。

練馬だけです。

東武線をみましょう。

とうきょうスカイツリー、志木ぐらいです(JRとの乗り換え駅外しました)。

京浜急行線をみましょう。

京急川崎、上大岡だけです。

例えていえば、JRは大動脈、私鉄は毛細血管

ちょっと、オーバーですが。

JR線の駅に、主要な商業施設や、オフィス街が固まっているため、

私鉄は、川の支流のように、本流のJRに向けて、流れるかのようです。

東京の東南部にJRが薄いため(都区部で唯一世田谷区がJR走っていません。

世田谷区は都内最大の人口です)、

東京の東南部を地盤とする東急電鉄には、繁華な駅があります。

どこの沿線の駅が、乗降客が多いかは、地理的要因が多いです。

京王線は、JR中央線と小田急線に挟まれて、

人が多くは他線に流れるキライがあります。

西武新宿線は、中央線と西武池袋線に挟まれて、狭いエリアを走っています。

東武東上線は、西武池袋線と荒川に挟まれています。

京浜急行線は、JR京浜東北線と東京湾に挟まれています。

大きくは、このような地理的条件が、人の流れを決めていきます。

各駅の乗降客数には、乗り換えのみの人が含まれているので、

注意が必要です。

 

 1-3 バスターミナル

駅は移動の手段で、他の駅にいくもの。

とくに、駅の乗降客数は、朝夕の通勤・通学の時間帯に集中します。

一方、買い物は、日中・昼間がメインですね。

人は、遠くから街までバスに乗り、駅や街で買い物や、病院、行政などの用を足す。

バスで駅まで行っても、電車に乗らない人も多いのです。

バスは、人びとの買い物や生活の大切な手段です。

バス路線の系統が多ければ多いほど、街に人が流れてきます。

東京都では、シルバーパス制度があり、

年間1000円払うと(年収制限あり)、都内運行のバスが自由に乗れます。

バスは、ご年輩の方の、便利な足になっています。

バス路線は、ネットで調べると、会社別に見なければいけませんが、

おおよそのことは、わかります。

伊勢丹のある、地方都市。

府中、浦和、松戸は、バス路線多いですね。

やはり人が街に出やすいので、デパートが成立するのでしょう。

府中、浦和は、乗り換え駅ではない単独の駅ですね。

八王子なども、東京で一番広い市。立川の9倍あります。

バスでもないと、人びとは街に移動できません。

JR八王子北口だけで、60系統のバス路線があります。

立川は、それほど大きな町ではありませんが、周辺市からの流入が

とても多い街。東大和市、武蔵村山市などは、立川と同じ経済圏です。

日野市も立川と同規模の町であるにもかかわらず、商業は立川に依存。

立川もバスが60系統あります。

バスの時間帯別の運行本数を見れば、駅方向にに来る、

あるいは、駅方向から帰る人の流れが透けて見えますね。

 

まとめ

乗降客数の多い駅と、大きいバスターミナルに、注目しましょう!

人が多く集まる、多く流れる、分かりやすい目印です。

その駅と、バスターミナルの周辺には、

必ず、多くの人がいます!

 

【阿部憲資略歴】

 

1996年 東京立川に花屋1号店オープン

      以降、計30店舗の花屋開設

2001年 株式会社 花良品 代表取締役社長

2001年 日本フローラル協会理事

2007年 株式会社フラワー総研 代表取締役

      現在に至る。

 

【著書(共著)】

「お花屋さんマニュアル」1~4誠文堂新光社

「花屋さんの仕事 基本のき」誠文堂新光社

 

【TV】

テレビ東京「日比谷花壇 vs 花良品」(30分特番)

テレビ朝日「花良品 vs 青山フラワーマーケット」(30分特番)

NHKBS 「花良品の鮮度保証販売」(5分特集)

 

 

 

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