父の日の売り場づくり|有効なイベントづくり!

1、父の日と母の日の違い

「母の日」終わりましたね。

花屋の関係者の皆様、ご苦労様でした。

とりわけ、駅前型ギフト専門花屋では、

年間で一番売れる、モチベーションが「母の日」です。

駅前型ギフト専門花屋でないところは、

年末のお正月花商戦のほうが売れるでしょう。

一般の花屋の主要顧客は60歳以上です。

ですので、「母の日」は貰う側であり、買う側ではありません。

駅前店は、母を持つ子供たちが、普通に通ります。

彼らは通常、花を多く買う客層では必ずしもありませんが、

やはり「母の日」には花を買うのです。

郊外の店でも、大きめの総合店は母の日を狙えます。

40代・50代のお客様がベストのお客様。

お金をもっている層ですので、単価の高い、いいものを買う傾向にあります。

いずれにせよ、「母の日」は1年の主要イベントの中で、唯一お花が主役になるものです。

「母の日」の発祥そのものがカーネーションに由来するものでするもので、

母の日=カーネーションという連想が強いものです。

ところが、父の日は日本では、母の日ほどの認知度が無いですね。

父の日いつですか?と聞かれて、正確に応えられる比率が、

母の日に比べて大幅に少ない。

「母の日」は5月の第二日曜日に対し、

「父の日」は6月の第三日曜日です。

あれほど「母の日」が売れるのに、

花屋の経験上「父の日」がさほど売れないのも事実。

何故売れないかの大きな理由の一つに、

花屋が熱心に「父の日」に取り組まないということがあげられます。

これは、もったいない。

天は自ら助くる者を助く。

「父の日」にしっかり取り組んだ人、花屋のみが売れることでしょう。

2、「父の日」の由来

父の日も、母の日同様、アメリカ発です。

1909年に、アメリカワシントン州のソノラ・スマート・ドットが、

母の死後、男で一つで自分を育ててくれた父ウイリアムのために、

6月に教会で礼拝してもらったことに端を発します。

時を経て1972年に、アメリカで正式に「父の日」が国の記念日になりました。

日本でも認知度が低かったのですが、1980年代からデパートがイベント化して、

「父の日」が広まってきたのです。

3、父の日に贈る花

母の日といえば、赤いカーネーションが定番ですが、

父の日は?

父の日の由来になったアメリカのソノラは、父親の墓前に白いバラを添えたことから、

父の日の由来の花は、白いバラです。

日本では、1981年に設立された「日本ファーザーズ・デイ委員会」が、

「父の日黄色いリボンキャンペーン」で黄色を強調しているため、

黄色のバラが主流。

幸せや幸福の象徴である「黄色」です。

愛する人の洗浄での無事と帰還を願う「黄色いリボン」や、

映画「幸福の黄色いハンカチ」なども、「黄色」を主役に押し上げました。

ですから、今では黄色のバラ以外に、ひまわりや黄色の胡蝶蘭も、

「父の日」には重用されます。

4、父の日に胡蝶蘭を贈ろう!

どこの家族でも、家庭の輪の真ん中は、お母さん。

これは、紛れもない事実かつ真実です。

子どもは、ずっと胎内にいて、生まれても子どもの外界はお母さん。

子どもとお母さんの絆は何よりも強い。

お父さんは、子どもが出来るきっかけを与えてくれたぐらい?

でもそうでもないんですよ。

妻子を外敵から守り、日夜戦っているんです。

これ、昔のスーパーマンです。

家の隅で休みの日にも、存在感が薄いかもしれない。

髪の量が少なくなり、白髪も増えてきた。

父の日も、年に1回。

あと何回、一緒に「父の日」を迎えられるだろうか?

お父さんにも、幸福になって欲しい。

今年の「父の日」に何を贈ろうか?

そんな時に、これがあります。

そう、「父の日」には胡蝶蘭が最適です。

胡蝶蘭の花言葉、知っていますか?

胡蝶蘭の花言葉は「幸福を運んで来る!」です。

お父さんの幸福を願う。

お母さんの子どもの願いです。

贈られた人に幸福が訪れる。

お父さんが幸福なら、お母さんも子どもも幸福です。

幸福は回ります。

お父さんには、今まで頑張った証に勲章を!

お酒は勲章ですか?

勲章は胡蝶蘭です‼

 

5、父の日の胡蝶蘭!

最近、父の日に胡蝶蘭を贈る方が増えて来ています。

昔は胡蝶蘭は白で決まりでしたが、

最近は胡蝶蘭も品種改良が進み、

特に父の日には、黄色や、青などのいわゆる男(おとこ)色が贈られます。

青い胡蝶蘭は、やや入手困難ですが、

日本フラワーの胡蝶蘭通販ギフトでは、提供可能です。

青い胡蝶蘭は、大変話題性があり、

お父さんの自慢の種になることでしょう!

 

 

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