花屋の開業資金

店を構える。

花屋を作る。

事業ですから、お金が掛かります。

だから、花屋を開業したら、

絶対に成功しなければなりません。

どのようなところにお金がかかり、

準備しなければいけないのか、

項目別に見て見ましょう。

1、お店を借りる時にかかる費用

最初に支払いが発生する時に、かかる費用です。

かりに、20坪のお店を借りる時に、月賃料30万円(税込)だとします。

通常、敷金(保証金)、礼金が掛かります。

ケースバイケースですが、敷金4か月、礼金1ヶ月だとします。

2月1日契約開始で、1月20日契約日とします。

その場合にかかる費用を算出します。

1、敷金4ヶ月    120万円

2、礼金1ヶ月    30万円

3、前家賃1ヶ月   30万円

4、不動産仲介手数料 30万円(消費税がかかります)

    計     2124000円(仲介手数料の税金入れて)

 

1月20日に用意すべきお金です。

敷金は、基本戻ってくる性格のものですが、

資金が寝てしまうので、交渉したほうが、いいですね。

 

2、店舗外装・内装工事費

お店を作る時には、かなりの投資・経費がかかります。

これは、おおよその見積りです。

かかる費用を、項目化してみます。

1、テント・看板代      80万円

2、照明代          60万円

3、電気工事代        80万円

4、水道工事代        40万円

5、塗装代          60万円

6、その他(床処理など)   60万円

     小計       380万円

 

ざっくり、出してみました。

3、什器・備品代

1、什器(棚、テーブルなど)           80万円

2、備品(バケツ、椅子、机など)         30万円

     小計                 110万円

 

これも、ざっくりです。

 

 4、宣伝費

1、オープン告知チラシ代(新聞折り込みA4カラー裏表5万部)

                         40万円

2、リーフレット、ショップ名刺、名刺       10万円

     小計                  50万円

 5、採用費

1媒体10万円×2                20万円

 

 6、市場の買参権獲得のための保証金

                         20万円

 

 7、運転資金

仕入れ代金や、人件費などの、支払の予備のお金   300万円

 

 8、合計

単純に、上記1〜7の合計   10924000円

 

この場合、運転資金300万円含めて、1000万円を超える金額が必要です。

 

全部自己資金ですと、中々大変ですので、日本政策金融公庫など金融機関から、

 

借入が必要かもしれません。

 

あまり、工事費がかからない、物件を探すことが必要です。

 

花屋の開業は、絶対に成功させなければならないですね‼

 

【阿部憲資略歴】

 

1996年 東京立川に花屋1号店オープン

      以降、計30店舗の花屋開設

2001年 株式会社 花良品 代表取締役社長

2001年 日本フローラル協会理事

2007年 株式会社フラワー総研 代表取締役

      現在に至る。

 

【著書(共著)】

「お花屋さんマニュアル」1~4誠文堂新光社

「花屋さんの仕事 基本のき」誠文堂新光社

 

【TV】

テレビ東京「日比谷花壇 vs 花良品」(30分特番)

テレビ朝日「花良品 vs 青山フラワーマーケット」(30分特番)

NHKBS 「花良品の鮮度保証販売」(5分特集)

 

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