DRスタイルガーデンさんを訪ねて|繁盛の理由を探る!

仲の良いトルコギキョウの生産者・岩渕薫さんの紹介で、

ホシマリコさんを紹介されました。

紹介された翌日、

彼女が店長をするお店、東急東横線・学芸大学前にある、

DRスタイルガーデンに行って見ました。

駅から10分近く歩いた東急ストアー内の、

インショップです。

駅前ではないので、どうだろうか?という懸念は、

見事に吹き飛ばされました。

1、基本レイアウト

 

売り場のレイアウトは、外が苗・鉢、中が切り花と観葉と、上手に3分割されています。

ローカルなスーパーの花屋さん。

ローカルといっても、商圏は目黒区碑文谷と、世田谷区野沢。

カジュアルお金持ちエリア。

やはり花屋は、地域のいろんな需要に対応いないといけません。

でないと、売上上がらないです。

定番の観葉、切り花と苗・鉢がバランス良く配置されている。

こういう売り場ですと、

春や秋のガーデニングシーズンにも対応出来るし、

夏・秋の切り花が弱い時期でも対応できる。

もちろん、メインである切り花は、年間の需要にフル対応できます。

2、季節モチベーションへの対応

伺ったのは、2月11日。

一番の季節モチベーションは、バレンタインデーです。

写真に見えるように、「LOVE」という文字を、

クッションで表現しています。

中々出来ることでは、ありません。

LOVEという直接を、クッションという間接で、

品良く、表現しています。

ホシさんのセンス、光っていますね。

3、日々売るものが、しっかりある。

この写真に見られるように、普段買う仏束や、ミニブーケ。

やはり、都会の商圏で、洋花の菊々しくない仏花。

あとは、普通にテーブルの上に飾れる、ミニブーケ。

日々の商売は、日々売れるものが無いと成り立ちません。

こちらの店は、切り花なんでもござれのお店です!

4、オシャレな花がいっぱい

目黒区碑文谷や、世田谷区野沢という、

高質なロケーション。

この上のブーケにも、スキミアやパンジーと紫色のバラが、

あしらわれています。

中々手に入らない、花材です。

安くない花です。

スーパー内店舗で売っている感覚ではありません。

碑文谷、野沢は、自由が丘や表参道と同質のマーケットですね。

5、お客さんの目をつねに意識

商売、販売、購買は必ず、まず目からです。

彼女の店のスペース、どこを見ても、お客様の目が意識されています。

単なる、商品置き場ではない。

すべてが売り場になっています。

これは、できそうで、殆どの場合、

出来ないことです。

ホシさんの感性・感覚はスゴい。

花の達人という意味では、なかなか右に出れる人は

いないでしょう。

花を子どもだとすれば、ホシさんはお母さん。

全ての子の性格や体調を、熟知している。

遠くにある子でも、ちゃんとみているのですね!

 

【阿部憲資略歴】

 

1996年 東京立川に花屋1号店オープン

      以降、計30店舗の花屋開設

2001年 株式会社 花良品 代表取締役社長

2001年 日本フローラル協会理事

2007年 株式会社フラワー総研 代表取締役

      現在に至る。

 

【著書(共著)】

「お花屋さんマニュアル」1~4誠文堂新光社

「花屋さんの仕事 基本のき」誠文堂新光社

 

【TV】

テレビ東京「日比谷花壇 vs 花良品」(30分特番)

テレビ朝日「花良品 vs 青山フラワーマーケット」(30分特番)

NHKBS 「花良品の鮮度保証販売」(5分特集)

 

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