この「花屋開業ドットコム」、昨日読者が100名を超えていました。
1回炎上して突き抜けた時以来の読者数です(笑)。
何故かは分かりません。
今、花屋に直接関わっている人だけで、10万人はいると思います。
雇っている人2万人弱、雇われている人8万人強。
雇われている人の中でも、自分でいづれ独立したいと思っている人は多いと思います。
また今年中に開業したいという人もいらっしゃると思います。
年初にあたりまして、独立しよう!独立する!という人たちに、熱烈アドバイスしたいと思います!
目次
1、残念な相談|後の祭り!
この「花屋開業ドットコム」のメルマガ購読される方で、
いきなり困っていますという相談が多いです。
出店して、要は全然売れないという相談です。
実は、こちらとしても如何ともし難いことが多いです。
立地条件が悪すぎる。
強い競合がほど近くにあり、自分の店は小さく、駅からも遠く、
人通りも少ない。
これでは売れる訳がありません。
何でここに決めたんですか?と問うと、
家賃が安かったから、ということが多いです。
まさか!という立地。
もちろん奇跡など起こるわけがありません。
売り上げゼロの日を何回か経験し、あえなく閉店。
せっかく貯めたお金はパアで、借金だけ残りました。
2、成功するためには何が必要か?
2-1 未経験とノウハウがないことを埋めてくれる人を必死に探すこと|間違いなく、最初にすべきことです!
初めての開業、開店。
そこに常に付きまとうのは、経験の無さと、ノウハウの無いことです。
まず、全然事業の本質というものがわかっていない。
開店するという理由が、可愛い店を作りたいとか、投資・経費の掛からない店を作りたいとか、自分の都合優先の方が多いです。
それ、お客様が花を買ってくれる理由にはならないのです。
だから開業する時には、事業とは何か?
花の事業は何か?ということを知っている人を探すのが一番の近道です。
それは、お父さんではありません。
彼氏ではありません。
職場の先輩でもありません。
その方々は、花屋を開業したことはないのです。
開業したことがある専門家に教えてもらうのが早いと思います。
皆さんは、どう思われますか?
2-2 花が売れるために必要なこと
日本は春夏秋冬、四季に恵まれ、どこかで花が売れています。
自分が花屋になれば、どこかではなく、それが自分の店でなければなりません。
2-2-1 競合に負けない!
お彼岸や母の日、年末などお客様でごった返している花屋があります。
それは、他人の店ではなく、自分の店でなくてはならない。
競合に負けたら、お客様は自分の店に来てくれない。
競合に負けたら、スーパーも花屋もダメです。
スーパーでも、選んで行きますよね。
選ぶ基準は?
・品揃えが良い。
・生鮮三品の鮮度がいい、ものがいい。
・駐車場が広くて行きやすい。
・他より、同じ商品が安い。
・レジの人たちが感じいい。
いろいろあります。
魚はA店、肉はB店。
消費者は厳しいです。
自分が消費者なら、少しでもいいほうを選びますね。
花屋も同じです。
・品揃えがいい。
・商品の鮮度がいい。
・同じものが安い。
・スタッフが感じがいい。
・店が行きやすい。
競合に負けないとは、お客様がほぼ変わらず、
いつも他店でなく、自分の店を選んでくれることです。
2-2-2 来てくれるお客様の数が多い
いくら素晴らしい店を作っても、そこに多くのお客様が来てくれないと、売り上げは上がりません。
そこに、しっかり花を買ってくれる可能性のある人が多く住んでいないといけません。
どのくらいの人が買ってくれるのか?の判断の基準になるものは何でしょうか?
それは、お店の前の通行客の量です。
仮に通行客の1%が買ってくれるとすると、
店前通行客5000人のところは買い上げ客50人。
店前通行客1000人のところは買い上げ客10人。
あなたはどちらを選びますか?
もちろん前者ですよね。
だから必死で、店前通行客の多い通りにお店を探すのです。
また5000人の人通りが、新橋のようなサラリーマン、原宿のような中高生、国立のような主婦だったら、どちらが望ましいですか。
やはり、主婦がいいですよね。
仕事中のサラリーマンや中高生は、花、買わないです。
このように、店舗の立地はものすごく大切です。
一度、不利な立地に店を構えたら、とても難しいです。
予め、お客様がいない、少ないということになってしまいます。
3、他にもいろいろある
3ー1 物件の選び方・契約の仕方
3ー2 商品の調達の仕方
3ー3 販売方法の差別化
3ー4 工事の発注の仕方
3ー5 スタッフの採用・教育の仕方
3ー6 成功する開店の仕方
この1から6については、
この「花屋開業ドットコム」に16万字懇切丁寧に書いてあります。
カテゴリー別に分類して見やすくなっておりますので、
必要箇所をじっくり読んで下さい!
4、天は自ら助くるものを助く
今年開業される方、いずれ独立したい方、
是非早めにお声掛け下さい。
開業成功のための鍵をお渡しいたします。
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